『GB-10』は、ギタリストやベーシストのためのトレーナー/レコーダーです。
1曲に5箇所のマルチループ、VSA、キーコントロール、 エフェクター、チューナー、メトロノームなど ギターアクセサリーが詰まった究極の練習グッズです。
自宅での練習はもちろん、ライブやレコーディングの前の ウォーミングアップや 日常音楽を楽しむためのツールを多数盛り込んでいます。
GB-10 アプリケーション ◆ チューニングしたい [TUNER]ボタンを押すとチューナーモードになります。
"AUTO"で通常のクロマチックチューナー、 "OSC"でオシレーターモードになり基準音をライン/ ヘッドホンアウトから出力させる事が可能です。
また"CALIB"モードでA基準音を435Hz〜445Hzの間で調整可能です。
◆ 接続したギターやベースにエフェクターをかけたい [EFFECT]ボタンを短く押すだけでエフェクターのオン/オフを切り替え可能です。
[EFFECT]ボタンを長押しすればエフェクターのエディットが可能。
"AMP"画面では"GAIN"と"MASTER"の 二つのボリュームを駆使した上、"CAB"で好みのアンプキャビネットをチョイスする事によりクリーントーンから オーバードライブ、ディストーションなど様々なサウンドを構築したり、リバーブの調整が行えます。
"COMP"画面ではコンプレッサー、"FX"画面ではディレイ、コーラス、フランジャー、フェイズ、トレモ ロ、 オートワウを選択して組み合わせます。
ユーザプリセットに保存しいつでも呼び出しが可能です。
◆ ループ再生したい 任意の位置で簡単にループを組むことが可能です。
再生中もしくは一時停止中に起点にしたいポイントで [LOOP]ボタンを短く押し、ループポイントの終点にしたい場所で再度[LOOP]ボタンを短く押すだけで簡単にループが組めます。
◆ 1曲でAメロ、Bメロ、サビ、ギターソロと分けてループを組みたい 再生範囲がプレイリストになっている場合はひとつのファイルで5箇所までループを組むことが出来ます。
これを応用すれば1曲の中でAメロ、Bメロ、サビ、エンディングなど任意の箇所でループを組むことが可能です。
[LOOP]ボタンを短く押すと、"LOOP"設定エリアに番号が表示されます。
[VALUE(+/−)]ボタンで1〜5の範囲で変更可能です [PLAY]ボタン、[巻戻し]ボタン、[早送り]ボタンおよび[停止]ボタンにて起点、終点の設定が可能です。
◆ 速弾きギターフレーズやスラップ、チョッパーフレーズを耳コピーしたい 息を呑むような早いフレーズを耳コピーしたい。
そんなときはGB-10に搭載されている VSA機能を使えば簡単に聞き取りが可能です。
VSAとは Variable Speed Auditionの略でキーを変えずにファイルの再生スピードを自由に可変できます。
操作は[SPEED]ボタンを押し、[VALUE(+/−)]ボタンを押すだけ。
[−]ボタンを押し続けると 最大で半分(0.5倍) の速度までテンポを落とすことが可能です。
逆にキーを変えずにテンポを上げて練習するという使い方も可能です。
◆ パソコンから取り込んだ音源にギターやベースを重ねて録音したい。
[RECORD]ボタンを押しながら[PLAY]ボタンを押して演奏するだけでオーバーダビングが可能。
しかも別ファイルに保存されるので、元の音源はそのまま残ります。
◆ 練習したフレーズを録音したい ギターやベースを接続して、[RECORD]ボタンを押せばそれだけで録音が開始されます。
再生はファイルを確認した上で[PLAY]ボタンを押すだけ。
手軽に高品位なサウンドをプレイバックできます。
◆ キーを変えて再生したい キーコントロール機能を使って、スピードを変えずに半音単位でキーを移調することが可能です。
[KEY]ボタンを押して、[VALUE(+/−)]ボタンで可変させるだけで移調可能です。
◆ 聞き取りにくい部分を何度も聞きなおしたい フラッシュバック再生機能を使えば同じポイントを繰り返し何度も聞くことが可能です。
フラッシュバックとは設定した任意の時間に瞬間的に戻り再生する機能です。
音源を再生中に[PLAY]ボタンを押すだけ。
時間は1〜10秒、1秒刻みで設定可能です。
◆ メトロノームを使いたい [METRONOME]ボタンを押し、[VALUE(+/−)]ボタンでテンポを設定します。
20〜250の間でテンポの設定が可能です。
"BEAT"で拍子を、"LEVEL"で音量を調整します。
[PLAY]ボタンでスタート/ストップをコントロール。
メトロノームの画面時に[HOME]ボタンを押せばメトロノームを終了し、いつでも"ホーム"画面に戻ります。
◆ ハンズフリーでGB-10を操作したい。
オプションのフットスイッチRC-3Fを使えば、ハンズフリーでGB-10の様々な機能を足でコントロールすることが可能です。
フットスイッチで出来ることは以下の通り。
再生、早送り、巻戻しを操作したい場合 PLAY MODE:REW-PLAY/STOP-FWD フラッシュバック機能を使って短時間で同じフレーズを何度も聞きたい場合 TRAINER:FLASH BACK-PLAY/STOP-SPEED CHANGE ギターやベースのエフェクトを操作したい場合 EFFECT:PRESET(-)-PLAY/STOP-PRESET(+) 録音やオーバーダビングをしたい場合 RECORD:OVERDUB-REC/PAUSE-STOP